20/04/07 勉強記録

昨日、寝落ちしてしまいました。すいません。

本日の勉強内容

medu4

2020あたらしい内科外科② 内分泌代謝

  •  動画②③

 本日は下垂体から出るホルモンを中心に学びました。各々のホルモンの値が上がったり下がったりと覚えるのが大変ですが、細部に囚われるのではなく、病態的なアプローチをしっかり理解した上で、上がるのか下がるのか適切に答えることができるようにして行きたいと思います。

 問題演習を進めていく上で去年解いたことのある問題でも、解説を聞くことで新たな切り口を見つけることができて面白いく思うことがあります。ですが同時に去年の自分の不勉強さに改めて気づかされます。頑張ります。

本日の1問 108B49

25歳の男性。尿量増加を主訴に来院した。1か月前から排尿回数と尿量との増加に気付いていた。口渇があり飲水量は多く夜間も頻尿であるという。常用薬はない。身長168cm、体重58kg。体温36.5℃。脈拍84/分、整。血圧110/68mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫を認めない。1日尿量3,500ml。尿所見:比重1.004、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、ケトン体(-)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球8,300、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.9g/dL、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、尿酸6.9mg/dL、血糖98mg/dL、HbA1c 5.8%(基準4.6~6.2)、総コレステロール180mg/dL、Na 142mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 108mEq/L、Ca 9.2mg/dL、P 3.4mg/dL。CRP 0.1mg/dL。
診断のために必要な検査はどれか。2つ選べ

a 頭部MRI
b 水制限試験
c 排尿時膀胱尿道造影
d 腎血流シンチグラフィ
e アンモニウム負荷試験

 正解は、aとbなのですが(解説等は各予備校等で確認してください。私が解説するよりずっと良質なものだと思いますので。)今回はbに注目していきたいと思います。今までこのような設問では、診断を確定するために必要な検査を選ぶ問題が多いのですが(今回の選択肢でいうところのa)、今回は除外するための選択肢も選ばせているなかなか珍しい問題かなと思って選びました。aで中枢性の尿崩症があるかないかを確認しつつ、bで心因性の多飲がないのか確認する、といった具合でしょうか。

 個人的には「除外する」ってことはかなり難しいことだと思ってます。例えば病理所見などでも癌細胞などが見当たらないことを言い切ることって結構勇気がいることだと思います。

 ということで、実臨床に即した、様々な主訴を持つリアルな患者さんを模した問題がこれからも増えて行くんだろうなと思います。

明日にむけて

  だんだんと習うことが増えて、復習する量が加速度急的に増えています。復習も大事なのですが、一回の講義で吸収できる量も増やしていきたいと思います。ついに非常事態宣言が発令されました。今自分にできることは、おうちで勉強することだと思いますので、明日もしっかり続けていきたいと思います。本日もお読みいただき有り難うございました。

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